ああ何て「美しい国」--O what a beautiful nation they say they are making--(1)
2007-07-25


選挙戦も終盤になってしまいましたが、今のうちにとりあえず記してはおきたいことを、3連発くらいで。

参院選の日程を6月に入ってからずらす、というのがどういうことか。

隅田川花火大会の予備日がなくなりました。土曜が雨なら流れます。

まあ、そんなのは「ぜいたく」だから、今年くらいしょうがない、という人もいるでしょう。(私はそんな考えは失礼だと思うけれど)

しかし、
「投票所に使う体育館に改修工事が入っていて、他に替えなければならない」
「体育館で予定されていた夏の大会イベントの予定を変更しなければならない」
という例があるとなるとさすがに、何という不躾な…と思います。

そうやって投票日をずらした理由は、単に「与党が」「特定の」法案を成させ「たかった」から、なわけです。成立させ「なければならない」深刻な事情があったわけではありません。

そんなエゴのために翻弄される市民のささやかな日常。
彼らの目指している「美しい国」は、しょせんそういう場所なのです。
[Seeds of Thought]
[何もしないよりは。]

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