みなと東京五月晴れ。
2007-05-20


東京みなと祭という催しがあったので、晴海埠頭の先まで銀座からバスに乗って出掛けました。お目当ては帆船「日本丸」。ちなみにこんな船です:

[URL]

デジカメ忘れて出たのでこれで勘弁してください。それはさて置き、帆船を間近で見るなんて初めてだったのですが、これが。アナログのメカって素晴らしい! 木製の滑車、ロープ、繋留索を回すキャプスタンとそれを回すための木製のバー。特に、何百というロープと滑車の組合せが一つのマストの帆をコントロールするために張り巡らされた様にはクラクラします。

これ、最近ピアノの調律のときに改めてハンマーユニットのメカニズムを覗き見たときにも、そんなことを感じました。エレクトロニクスやファインテクノロジーもそれは凄いと思いますが、アナログつまり物理的な動きだけで組み上げられた機械の精巧さというのは、また違った感慨を呼び起こします。匠の技をことさらまつり上げようというつもりはないのですが、でもこの一連の体系を築き上げるために費やされた「物理法則との会話」、それを持続する意思の強さを思うと溜息が出ます。

滑車をアップで撮った写真でもあればいいのですが…残念。

*

みなと祭の晴海会場を見終わって、バスに乗って豊洲へ。折角だから豊洲にできた巨大なららぽーとを買物がてら見物しようということで。

[URL]

想像してたのよりずっと内容が多彩で、よく考えられていて。これは一日遊べますよ! よく晴れていたので、海に面した公園のようなスペースがとても快適。ドック跡を改修したクルーズ船の発着場と広場を囲んで、テラスのあるレストランが並んでいたので、その一つでまだ明るいうちから軽い夕食とお酒を。ちょっと風が強過ぎて、滑るグラスを押さえながらでしたが。

店舗は子供服からインテリアまで色々と。家族連れをターゲットにしているので、華やいではいても気の張らない雰囲気というのも有難いです。しかしこれだけのものを造っておきながら、名前はやっぱり
 「ららぽーと」
でなきゃならなかったんでしょうか。なんかヘン。
[時代は散歩。]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット